2014年3月31日月曜日

文章の修正過程


修正過程の段階


三つの過程からなる。

  1. プリントアウト
  2. プリントへの書き込み
  3. 元データへの反映

プリントアウト


前回のファイルを開き、プリントアウトする。

  • 読みやすさ
  • ある程度文章が詰まっているほうが紙の無駄にならなくていい

というののバランスを考えて、以下の様な形式にしている。二段組。あとファイル名とか日付とかも入るように。




プリントへの書き込み


これを持ち歩き、喫茶店とか集中できるところに行って修正をする。
文章を読み、何か気になることとか不十分だなと感じる箇所があれば、その点について書き込みをする。

  • 入れ替え
  • 文章の付け加え
  • 文章の削除
  • 読みにくい文章を直す
  • 不要な箇所の削除
  • 必要な箇所の追加
  • 誤字の修正

などなど。
基本的に突き詰めて考えなくても、適当にやればいいのだが、個々の作業過程を意識的に分離すると捗ることもある。「今回はどこを削れるか中心に読んでみよう」みたいに。文章を削る作業と、わかりやすくするために追加する作業とは別なのかな、という印象はある。

基本的には余白に書き込むのだが、長くなりそうで書ききれないという場合は、野帳だとからくがき帳だとかに後でわかるように書き込む。

元データへの反映


次は、この書き込みを元のデータに反映する。
もしも、元のデータも残しておきたいという場合であれば、そのコピーをhowm形式で作る。末尾に連番を降るといいかもしれない。あと、修正箇所が多すぎる場合には、元データの修正ではなく、一から書き直す場合もある。

この過程で、元の文章から削ぎ落とす節があるけれども、またもしかしたらつかうかもしれないという場合は、同じフォルダに新しくそのファイルを作り、そこにコピペして保存する。
このようにして修正を終えたら、またそれをプリントアウト。修正して反映して…というのを繰り返す。

だから、フォルダ内には、連番が振られた各バージョンと、反映されずに残っている個々の箇所のファイルとが存在することになる。




その他


DocとかTeXとか


ある程度の分量になり、見出しに階層構造をつけたくなったり引用をつけたくなったりした場合には、Word形式とかTeX形式に移行する。
先の過程で修正をしたhowmファイルをコピペ。見出しとかについて整える。そうして、次からは、これに対して先にしていた修正を行っていく。やることは同じで、

  1. プリントアウト
  2. 書込み
  3. 元のデータに反映

全体と個別


ある程度まで文章が大きくなると、それを全て読んでから修正、という過程が面倒になる。そのようなときは、作業を分割するのがいい。

まずは、文章全体をプリントアウト。これについては、可読性の確保のため、基本あまり書き込みをしないようにする。これを読み、修正が必要だと思われる箇所をチェック。ページ数だとかをどっかにメモっておく。どこどこは修正が必要だというように。
そして、その修正が必要だと判断したページだけをプリント。次からは、その箇所だけを読んで修正作業をする。書き込みもこれに。全体的な文書は、たまに必要なときに参照する、というように。そうして、その書き込みを元データに反映。これを、最初に気になった箇所を全てに対して行う。
それが終われば、全体的な文章をまたプリントアウト、また同じ過程を繰り返す。

CatMemoNoteの利用


ある程度文章が煮詰まってくると、PCのデータ上だけでも修正できるようになる。
その時にはCatMemoNoteを併用する。

データを修正しながら、思いついたことはここにメモ。全体的な構成に関する思いつきは、とりあえずここに書き込む。このような思いつきは賞味期限が短く、howm形式で保存しても後々ノイズになるからだ。
それ以外の思いつきについても、とりあえずここに書き込んでもいい。その場合は、ある程度時間がたてばそれをhowm形式で個別に保存する。

その他、プリントに書き込まれたものを反映させる過程で使う場合がある。その書き込みを元に一旦ここで文章化。CatMemoNote上で編集をし直し、体裁を整えてから元のデータにコピペで反映、ということをする。

2014年3月29日土曜日

CatMemoNoteを使って文章のたたき台を作る

最初


まずは叩き台を作るための、関係するアイデアが書かれているhowmファイルの準備。
howm2のカテゴリーフォルダに関係するメモがあるはずなので、ふつうはそれを使う。

まとめる


CatMemoNoteを起動。PPvでhowmファイルを閲覧しながら、気になったことをメモをしていく。





すべてのファイルを閲覧し終わったら、このメモを構成しなおす。単純に入れ替えればそれで済むのであればCatMemoNote上で。もう少しややこしそうならば、新たにエディタを開き、CatMemoNoteに書かれたメモを参考にしながら文章を作る。

もちろんhowmファイルを作成してそこに書くのでもいいし、あーでもこれ文章なるのかなーとか不安なのであれば、xyzzyのスクラッチを開いてそこに書き、それで都合が悪くなれば全消しして、というのでもいい。

フォルダ移動


このようにしてできた叩き台の文章を、howm形式で保存する。

そのときには、これまでのアイデアメモがあったのとは別のカテゴリーフォルダをhowm2に新たに作成して、そこに入れる。だから、この時点では、そのフォルダには一つしかファイルが入っていない状態になる。


 とりあえずここまでがひとつの過程。次からは、これを修正する過程に移る。

2014年3月25日火曜日

文章のたたき台を作る過程の変遷


あいさつ


つかさです。
今回は、たまったテキストファイルのメモを元にして、まとまった文章を作る方法論です。具体的にはA4で5枚分以上くらいの分量を想定してます。

二つの段階


その過程だが、二つに分けることが出来ると思う。

  • たたき台を作る
  • それを修正していく

修正段階


後者については今までで方法論はほぼ確立している。基本的には、

  1. 草稿をプリントアウト
  2. そのプリントに書き込みを加えて
  3. 修正元のデータに反映させる

を繰り返すことで行う。


その1 書いた文書をプリントアウトする


モノクロレーザープリンタがあれば便利。無ければコンビニでPDFプリントとかになる。

その2 プリントに書き込みを加えて修正


プリントしたものを読み、修正していく。書き加えとか入れ替えなどなど。
基本的にはプリントにボールペンで修正を書き込んでいく。もし大きく変えたい部分や、新しく思いついたことなどがあれば、どの箇所の修正なのかわかるようにして野帳や計算用紙に書くのでもいい。
この過程は適当にやればいいのだが、個々の過程を意識的に分離して行うと捗る気がする。

その3 元のデータに反映


そうして訂正したプリントを元にして、元のデータを修正する。この時は、元のファイルを直接編集するのでもいいし、元データは残し、そのデータをコピーしたhowmファイルを新しく作ってそれを編集するのでもいい。
また、構成上元のデータから削除したい箇所があるが、あとで使うかもしれないと思うものは、新しくhowmファイルを作ってそこにコピーし、保存する。

まとめ


これを繰り返すことで、徐々に文章を完成に近づけていく。最初のたたき台は適当なものでいい。この過程で、必要だけど考察が済んでいないところだとかが明らかになるはずだから、それについて個別にリストアップし、埋めていく。

ある程度文章が大きくなって、見出しなどでも階層構造を付けたくなったときには、TeXなりWordファイルなりの形式にして同じ過程を繰り返す。

たたき台を作る段階


だが、前者についてはこれまでまとまったものがなかった。一応色々模索はしてたが、あまりこれというものがなかった。

前提


howmフォルダに、いくつかアイデアメモがたまっているというのが前提。そのメモをPC上でまとめる方法を模索する。
PCを使わない方法としては、例えばたまったメモをClipMarkFile.jsでクリップボードにコピー、それを印刷してそれを元にして考察するという方法があり得る。だが、何度かやったけれどもあまりうまくいかなかった。あと、適当にコピペして一つの文章に無理矢理したりもしてたが、原始的すぎてこれもどうかなというのがあった

メモのメモ


これは、メモからメモを作る環境をどうやって整えるかという問題になる。たまったメモを見ながら、思いついたこととか使えそうな部分をメモにとって、それを元にして文章を作るのだ。

メモを閲覧した直後に、そこで頭に残ったことを元にしてまとまった文章を書けるというのであれば一番早いのだが、そもそもメモが構成だったものではない以上無理そうだ。どこかにメモを書出し、それを構成し直すという過程が必要になる。

アナログだったら、何か図を書くとかそれぞれのメモの連関図を作るとか何かいろいろあり得るのかもしれないが、基本的には文字だけで十分じゃないかと僕は思っている。

たたき台を作る過程の変遷


このメモをどうやってとるかだが、

  1. howmファイルにメモ
  2. ChangeLogにメモ
  3. CatMemoNoteにメモ

という変遷をたどった。

その1 howmファイルにメモ


メモを閲覧するフォルダのなかに、メモ用のhowmファイルを作成して、そこにメモをしていく。
他のメモとごっちゃになり、後で続きをやるときに取り出しにくいというデメリットや、途中でメモをまとめる作業を中断してしまった場合、このファイルがノイズになってしまうというデメリットがあった。

その2 ChangeLogにメモ


別に今までと同じようにhowmファイルの形式にする必然性無いよなと気づいて、次に試したのがChangeLog。本来はプログラムの変更履歴を書き留めるテキスト形式だが、メモにも使える。
特定のファイルを開いている時にこれを呼び出すと、呼び出し元のファイル名とか日付とか入力された状態でこのメモが開くという仕組み。これだと他のメモに埋もれる心配も無い。ただ、ひとつのフォルダに一つのメモしか作成できないということと、メモは基本PPvで閲覧するからChangeLogを呼び出すのがやりにくいという理由からやめる。

その3 CatMemoNoteにメモ


考えれば、ここで作るメモはずっと残っている必要もないし、ファイルとしてきちんと残すとか考える必要特に無いよなと気づいて、試したのがCatMemoNote。
これは一時的なメモに特化したソフト。メモの作成も削除も容易だし、ウィンドウの表示非表示もホットキーでできる。というわけで今はこれに落ち着いています。

具体的な使い方


howm2のカテゴリーフォルダをPPvで閲覧する。CatMemoNoteをひらき、気になったことをコピペしたり、思いついたことを書き込んだりする。
メモを閲覧し終えたら、CatMemoNoteに書き込まれたメモを元にして再構成する。順番入れ替えたり文章を付け加えたりなど。あるいは、ここに書き込まれたのを参考にしながら、エディタを開き文章を作ってもいい。

備考


  • 見出しをつけるのは面倒なので、日付の定型文を区切りに入れる
  • 時間が経過した書き込みはhowm形式にして保存、書き込みを消す
  • このメモを元にしてさらにメモを書きたい場合はxyzzyのスクラッチを利用する
  • 途中で思いついたことは、CatMemoNoteの別ウィンドウに書き込んでもいい
  • 何か適当なことを書きたい場合は、まずCatMemoNoteに書いてからhowmにするのでもいい