2016年9月24日土曜日

マウスクリック割当てのカスタマイズ



マウスクリック割当てのカスタマイズは
  1. ボタンの種類
  2. 対象領域
  3. コマンド

の三つを設定することになる。

カスタマイザーでもCFGでも設定することができるが、まずはカスタマイザーを用いる方法から。

カスタマイザーでの設定方法



マウス割当てタブを開き、種類からMC_clic(PPcの場合。PPvの場合はMV_clic)を。右上の項目から新規を選択。①のドロップダウンリストから、割り当てたいボタン種を選択する。



試しに、左クリックを選択してみよう。



すると、アクション欄に「L_」と記入され、①の下に②のドロップダウンリストが新たに現れる。




②のドロップダウンリストから対象領域を選択する。ここでは空欄を選択してみる。


次に登録内容詳細を記述する。直接入力してもいいし、コマンド一覧から選択しても、③のドロップダウンリストから選択してもいい。
それが終わったら、設定を押せば、この割当てが登録される。
設定が全て終わったら、下部のOKボタンか適用を押せば、設定が反映される。




CFGで編集


CFGのMC_clic(PPcの場合。PPvの場合はMV_clic)を編集することでも、マウスクリックの割当てをカスタマイズすることができる。

書式は次のようになっている。

MC_click = { ; PPc メイン窓
&LD_ENT = @&ENTER
&LD_ICON = @&ENTER
LD_ENT = @ENTER
LD_FRAM = @&F6
M_ENT = @N
RG_L = @^LEFT
RG_R = @^RIGHT
R_ENT = @^ENTER
W_ENT = @N
X_ENT = @^LEFT
^LD_ENT = @^\A
}

左側は

(シフトキー)(ボタン種)_(領域名)

となっており、右側が実行内容だ。

LD_ENTであれば「エントリ(ENT)を左ダブルクリック(LD)した時」の意味であり、L_FRAMであれば「フレーム(FRAM)を左クリック(L)した時」の意味。
&や^は修飾キーで、&LD_ENTであれば「エントリ(ENT)をAltキー(&)を押しながら左ダブルクリック(LD)した時」になるわけだ。
慣れたら、カスタマイザーを使うよりはCFGを編集する方が、早くて楽かもしれない。


ボタン種


L  左
LD  左ダブル
LH  左長押し
M  中
MD  中ダブル
MH  中長押し
R  右
RD  右ダブル
RH  右長押し
W  左右同時
WH  左右同時長押し
X  第4ボタン
XD  第4ボタンダブル
XH  第4ボタン長押し
Y  第5ボタン
YD  第5ボタンダブル
YH  第5ボタン長押し
H  左チルト
I  右チルト

領域名,PPc,PPv


FRAM  窓枠
SYSM  窓枠アイコン
TITL  タイトルバー
MINI  最小化ボタン
ZOOM  最大化ボタン
CLOS  [閉じる]ボタン
SCRL  スクロールバー
MENU  メニュー
LINE  ステータス行 PPc,PPvの最上位の1行
HMNU  Hidden Menu PPcの情報行,PPvのステータス行に表示されるメニュー
SPC  空欄(PPcの空欄エントリ,PPvの表示領域)

(PPc)
PATH  パス表示行 一体化時のみ表示される現在ディレクトリ名
INFO  情報行 2行分のエントリの詳細を表示する
ICON  アイコン表示 情報行の左端に表示されるアイコン
MARK  マーク エントリ表示行の左端約2文字分のマークチェック用
ENT  エントリ カーソル移動可能な行
TABB  タブボタン
TABS  タブボタン一覧の空欄部分
HEAD  カラムヘッダ(R_HEADのみ指定可能、%si"HeaderSortU"でクリックしたカラムの昇順、%si"HeaderSortD"で降順の値を取得でき、*sortentry 等で使用できます。)

(PPtray)
ICON  タスクトレイアイコン


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