LIVA Z2を起動すると、「CMOS Settings Wrong」と言ってBIOS画面で止まるようになってしまった。CMOSバッテリーが切れてしまったらしい。起動のたびに時間を設定し直すのも面倒なので、LIVA Z2を分解して交換することにする。
必要なもの
- ドライバー大小
- ラジオペンチ
- ピンセット
- カッター
- 両面テープ
ケースから取り出す
底部のネジをゆるめる。
下にスライドさせて外す。
中はこのようになっている。
2.5インチベイの取り外し
SSDの増設は、2.5インチベイに差し込むだけだ。
メモリ交換をするには、2.5インチベイを取り外す必要がある。 留具が引っかかっているだけなので、うまくずらして取り外そう。この際、基盤とつながっているコードが傷つかないように注意。
基盤からケーブル類を外す
メモリの増設や交換は、スロットに差し込むだけだ。
CMOSバッテリーを交換するには、さらに分解する必要がある。
まずは、真ん中にあるネジを外す。
次に、WiFiカードを取り外す。ネジを外して、スロットから引き抜こう。WiFiカードにつながってる二本の線は取れやすいので慎重に。取れた場合は、指で押し込めばつなげ直すことができる。
次に、2.5インチベイと基盤をつなげているコードを引き抜く。指でつかむのが難しい場合は、ピンセットを使うといい。
以上で、次のような状態になる。
ヒートシンクの取り外し
CMOSバッテリーは、この基盤の裏側、ヒートシンクの下にある。次は、ヒートシンクを取り外そう。
ヒートシンクとマザーボードを止めているのは、四箇所のプラスチックの留具だ。下から差し込むと、先が傘のように開いて固定する仕組みになっている。ラジオペンチで傘の先をつまんですぼめ、上から押し込むか、下から引っ張るかして取り外そう。
CMOSバッテリーの交換
基盤の裏面はこのようになっている。写真は既に取り外した状態だが、CMOSバッテリーはコネクタでつながっていて、電池は両面テープで固定されている。両面テープを外し、指でコネクタをつまんで取り外そう。
次に、新しく買ってきたCMOSバッテリーをコネクタに差し込み、両面テープで固定する。
注意点は、ケーブルに極性があること。プラスマイナスが逆だと動いてくれない。元からささっていたCMOSバッテリーと、買ってきたCMOSバッテリーを見比べ、ケーブルの色が逆になっている時は入れ替える必要がある。僕が買ったのは「TM CR2032 ケーブル2PINコネクタ付」という商品だったが、そのまま差し込んでも動かず、ケーブルを入れ替える必要があった。
コネクタの写真の箇所を、カッターかなにかで手前に少し曲げると、ケーブルを引き抜くことができる。引き抜いたら、左右を入れ替えて差し直そう。
CMOSバッテリーは5年くらいしたら切れてしまうようだ。ボタン電池をソケットに差し込むタイプのCMOSバッテリーも売っているようなので、後々のことを考えればそういうのを買う方がいいのかもしれない。
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