やってみた感想
ChangeLogでいくつか文章を読みながら、それのメモを書くということをやってみたがかなりいい。プリントの余白に書き込んでいた時みたいに、書き込む量を気にしないですむのでどんどん書いていける。
気になる箇所があれば、C-x 4 aでChangeLog.txtを開き、メモをする。書き終えたらC-x 0で閉じる。
PPvを並列する
次に、どうやってこのメモを活用するかという話になる。
やりたいのは、本文とこのメモとを見比べる環境を作ること。そのときには、対応箇所の一致ができればなおよい。
見出しをGrepでまとめるとか一々ChangeLogを手動で編集し直すとかそれ以前にメモの書式を変えるだとかいくつかやりようはあると思うが、単純にPPvを左右に並べるだけでいいのではないかと思った。
一々これを手動でやるのも面倒なので、PPv上で実行すれば
- 同フォルダのChangelog.txtを別IDのPPvで開き
- 右にくっつける
KV_main = { ; PPvメイン窓 \C ,%Obi %0\PPVW.EXE -bootid:Z %1\ChangeLog.txt %: *fitwindow %N,%NVZ,6 }
PPvで文章を閲覧してて、そのメモを見たいという場合は、Shift+Cを押せば右にそのメモが表示されるので、見比べることができます。
PPXWIN.DLLが必要なので、ない場合はTORO's Libraryからダウンロードしましょう。
メモの反映作業
PPvで閲覧時に
Shfit+CをPPv上で押して、ChangeLog.txtを表示する
編集するときは、PPv上でEを押してエディタで開き、メモを元にして修正する。メモを書くときにどの見出しと対応しているかわかるようにしておいて、個々の見出しごとに修正するのがいい。
修正し終えたら、最後にメモをざっと見て反映させてない箇所が残ってないかの確認をする。
特定の章だけを抜き出したい
ChangeLogを使うと、時系列でどんどん書き連ねることになる。だが、実際にメモとして活用したいときは、カテゴリーごとにまとまっていたほうがいい。ではどうやってそれを実装するかということになる。
これも単純に、PPvでクリップボードの内容を表示させて対処すればいいのではないかと思った。
PPvをアクティブにしてCtrl+Vを押すと、クリップボードの内容を表示することができるのでこれを利用。先のChangeLogの閲覧時、その一部だけを表示したいとしましょう。
例えばこの黄色く囲んだ箇所だけを表示したいなら、範囲選択してCtrl+C、Ctrl+Vとすると
このようになる。
で、同じカテゴリーのことがいろいろな場所に散らばっている場合のをまとめて一覧表示させたいなら、それらをクリップボードに追加コピーしてPPvで表示させればいい。
そのためのスクリプトを用意。
ClipAdd.js
//!*script PPx.Clipboard = PPx.Clipboard + "\n\n" + PPx.Extract("%*selecttext");
PPvの選択範囲をクリップボードに追加コピーするスクリプトです。
このファイルをScriptフォルダに保存してから、以下を編集して取込。
KV_main = { ; PPvメイン窓 &C ,*script %0\Script\ClipAdd.js }
これで、Alt+Cで、選択範囲をクリップボードに追加コピーできるようになる。
例えば、以下のファイルの黄色く囲んだ箇所のみを表示したい場合は
最初の範囲を選択してCtrl+Cでコピー
次の範囲を選択してAlt+Cで追加コピー
PPv上でCtrl+V
単純すぎるというか原始的すぎるような気がしないでもないが、とりあえずこれでやってみる。
思ったこととか
プリントを使っていた時は、反映作業をするときはPCの横に書き込み済みのプリントを書見台とかで立てかけて、それを見ながらということをしてた。それと比べるとこっちのが色々とスムーズですね。プリントを使うメリットは、PCの前でなくても作業ができる、ことくらいしかなさそう。
今、ネックになるんじゃないかなーっと思ってるのは、ChangeLogの古いメモがずっと残されること。
例えばプリントだったら、それを参照して本文を修正してしまったら、後は書き残したことが無いかざっとメモを閲覧したあと、プリントごと捨ててしまうということをしている。反映された以上、そのメモはもう使うことはないしこの方がいい。残っていてもノイズにしかならない。
だが、今回のChangeLogだとずっとそれが残ってしまう。2日とか3日とか、メモをしばらくの間書きためておいてあとでまとめて修正作業をする、というのだったらこの仕組はいいのだが、その後がね。捨てるという過程を組み込めない。
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